緑やオレンジなどのパステル色を綺麗に再現
株式会社中央ネームプレート製作所 | 北海道

- 使用製品:
- 溶剤インクジェットプリンター XP-640
- アプリケーション:
- シール・ラベル/ステッカー
当社は、1961年に北海道札幌市で電力関連の銘板を製作するところから始まり、産業界における民生品・業務用品としてお客様に必要とされる多種多様な表示プレート・板金加工部品を供給してきました。2021年からは航空機産業にも参入し、幅広い分野で顧客のニーズにお応えしています。

製造部 第一製造課 和知 宏之 様
農業機械に貼るステッカーを印刷

型式や製造元、注意事項を記載したステッカーを印刷
当社は各種ネームプレートを製造しており、用途は街路灯や農業機械、鑑札、寄贈品など様々で、北海道庁や札幌市、農業機械メーカーなどが主な取引先です。石狩工場では金属版のカット、曲げ、印刷、アルマイト処理、塗装まで一貫して行っていて「XP-640」を導入した部署では、北海道全域の農業機械メーカーに、型式や製造元、注意事項を記載した銘板・ステッカーを納品しています。創業当初はシルクスクリーン印刷で製作していましたが、約30年前にインクジェットプリンターを導入し、最近まで他社製の溶剤プリンターを使用していました。そして2024年10月に溶剤プリンターの保守契約が切れたため、新しいプリンターの導入を検討しました。
XP-640のプリントサンプルを見て確信

XP-640は色域が広く、発色が圧倒的に綺麗
買い替えの際、ローランド ディー.ジー.の溶剤プリンター「XP-640」と他社製の溶剤プリンターが候補にあがり、両社のプリントサンプルを見比べたところ、「XP-640」の色域が広く発色が圧倒的に綺麗で、すぐに導入を決めました。サンプル出力を依頼した営業担当の方には20点近くのテスト出力をお願いしましたが、難なくご対応いただき感謝しています。シルク印刷した商品の色合いと事前に比較することができたので、安心して導入できました。
パステル調の明るい緑色を表現

上2枚がXP-640のプリント、下1枚がシルク印刷の色見本
特に「XP-640」の緑色の発色には驚きました。これまで使用していた他社製の溶剤プリンターでは、緑が沈んだような暗い色合いでプリントされるため、緑色のステッカーはシルク印刷で行っていました。一方「XP-640」では、パステル調の明るい緑色が簡単に表現できます。シルク印刷のサンプルと並べても、全く遜色ありません。緑色の他、オレンジなどの中間色も鮮やかにプリントできます。これなら自信を持って先方に色見本を提案できます。
測色機を使用して色合わせが簡単に

測色機を活用して色合わせの課題を解決
XP-640では、お客様の色見本との色合わせに測色機「i1」を使用しています。先方から「前と同じ色で」と言われた時に、シルク印刷の場合は調色からスタートなので、ぴったりの色ができるまでに時間がかかっていました。今では表現したい色に測色機「i1」をかざすだけで、XP-640に標準付属のRIPソフト「VW6」に測色データが送信され、簡単な設定で色合わせが行えます。また「XP-640」はプリントスピードも速いと感じています。毎年夏頃に仕事量がピークを迎え納期に追われますが、来年からは「XP-640」のプリントスピードと色合わせ機能により、かなり楽になると思います。
操作しやすいタッチパネル

プリンターの状態を一目で確認できる
フルカラータッチパネルも使いやすいです。パネル上の指示通りに操作すれば、ストレスなく簡単にプリントやメンテナンスの作業を行うことができます。また、ジョブ名や残りのプリント時間を表示するなど、プリンターの状態を一目で確認できて作業効率も上がりました。
株式会社中央ネームプレート製作所様公式サイトhttps://www.cnpnet.co.jp/hp/