UVプリンターで製品品質のものづくりとビジネスに繋がる学びを実現京都産業大学では、学生がデジタル工作機器でアイデアを形にするファブスペース「RE:DIRECTION」を運営しています。ローランド ディー.ジー.の「BD-12AC」は、授業、学生制作、研究活動における試作物の完成度を高めるとともに、文系・理系全10学部・1学環が一つのキャンパスに集まる「一拠点総合大学」の特色を活かした学部横断的な教育活動にも活用されています。
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京都産業大学   |   京都府

UVプリンターで製品品質のものづくりとビジネスに繋がる学びを実現

UVプリンターで製品品質のものづくりとビジネスに繋がる学びを実現
使用製品:
フラットベッドUVプリンター BD-12AC アカデミックパッケージ
アプリケーション:
教育・FAB
京都産業大学 (左)アントレプレナーシップ学環 准教授 伊藤 慎一郎 様(右)情報理工学部 准教授 博士(工学) 永谷 直久 様

京都産業大学京都府

(左)アントレプレナーシップ学環 准教授 伊藤 慎一郎 様(右)情報理工学部 准教授 博士(工学) 永谷 直久 様

1965年設立、京都市北区に広大な敷地を持つ一拠点大学。「将来の社会を担って立つ人材の育成」を使命とし、一拠点総合大学としての利点を最大限に生かし、学部や学問分野の壁を越えた教育プログラムを提供している。ファブスペースには充実した機材が揃い、ファブによって大学、地域、世界を繋ぎ、新たなイノベーションを起こしている。

授業・研究から学部横断の試作まで支える「RE:DIRECTION」

3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、切削機などを備えるファブスペース「RE:DIRECTION」

3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、切削機などを備えるファブスペース「RE:DIRECTION」

本学の情報理工学部および大学院先端情報学研究科では、ファブスペースを運営しています。本学のファブスペースの愛称「RE:DIRECTION」は、施設のポリシーを共有するため、学生から募集して決定しました。3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、切削機などを備え、デジタルファブリケーションを学ぶ授業や学生制作、大学院での研究活動などに活用されています。利用対象は情報理工学部の学生に限らず、講習を受けた本学の在学生・教職員にも開かれています。

ここでは、アイデアを図面やデータに落とし込み、試作・改良し、社会へ発信する一連のプロセスを実践できます。情報理工学部で培われた創造的なものづくり環境は、「アントレプレナーシップ学環」などの経営・法・現代社会学部を基盤とする学部等連係課程とも接続し、学生のアイデアを形にし、磨き上げていくための実践の場として、大きな役割を果たしています。

Roland DGの機械は導入率か高く情報交換しやすい

本学には元々、3Dプリンターやレーザーカッターがあり、授業で活用されていました。一方で、学生が授業外にも試作や制作、研究活動に継続して取り組める環境を整える必要がありました。
そこで、コンピュータ理工学部を母体として2018年に情報理工学部へ改組されたことを機に、情報理工学とものづくりを接続し、実践的スキルを身につける場としてファブスペースを整備し、2024年度にはスペースを拡張しました。

導入する工作機械は、大学ファブ施設運営経験のある教職員の意見を踏まえて選定しました。ローランド ディー.ジー.のUVプリンターや切削機は、他のファブラボでも多く導入されており、情報交換がしやすい点に魅力を感じ、同社の製品を採用しました。

「3年間保証付き」も大きな魅力

コンパクトな「BD-12」なら学生も気軽に扱える

コンパクトな「BD-12」なら学生も気軽に扱える

2025年にはローランド ディー.ジー.の「BD-12AC」アカデミックパッケージを導入しました。前機種の「LEF-12i」でUVプリンターの有用性を実感していたことに加え、学生がより気軽に扱えるコンパクトな機種である点から「BD-12」を選びました。導入しやすい価格と、3年間保証が含まれていることも大きなポイントでした。

UVプリントで学生発の大学グッズを形にする

UVプリンターで制作された学生発の受験生向け学習支援グッズ「コノジ」

UVプリンターで制作された学生発の受験生向け学習支援グッズ「コノジ」

ローランド ディー.ジー.のUVプリンターを使って学生が制作した代表的な事例が、受験生向け学習支援グッズ「コノジ」です。波線を引ける機能に加え、赤い部分を勉強時の文字隠しとして使えるもので、当初はオープンキャンパスで高校生に配布するノベルティとして制作されました。
その後、好評を受けて学内ショップで販売され、一時期は本学のオンラインショップでも取り扱われました。ただレーザー加工するだけではなく、UVプリントすることで製品としての完成度が一気に高まり、学生のアイデアが実際の大学グッズとして展開されました。当初は学生が作ったものを販売することに慎重な意見もありましたが、学生のアイデアと挑戦心を後押しすることが教育につながると判断しました。

この事例は教員主導ではなく、学生が自主的に挑戦した結果として生まれました。こうした制作活動は、情報理工学部でのものづくり教育を起点に、アントレプレナーシップ学環など学部横断的な教育活動とも結びつき、学生の発想を具体的な形にする実践へと広がっています。

学生の感想

京都産業大学 生徒

UVプリンターは、授業に加えてクラブ・サークル活動でも活用されており、情報理工学部以外の学生もよく使っています。自分でデザインした花札をアクリルにUVプリントしてクラウドファンディングをしたり、スマホケースに線画を描き、彩色をAIに任せてプリントしたり、自分のオリジナルネイルチップを作れるワークショップを開くなど、様々な使い方をしています。BD-12があることで、学部に関係なく、モノづくりが好きな人たちが集まってきます。

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