理想的な赤の表現に成功
トータルサイン・フェイス | 沖縄県
- 使用製品:
- 溶剤インクジェットプリンター VG3-540
- アプリケーション:
- 屋外/屋内 サイン・ディスプレイ
1998年の創業当時からローランド ディー.ジー.の大判インクジェットプリンターを導入し、沖縄県で平型看板、自立看板、箱文字、袖、ウインドウ、切り文字など看板全般を製作する。カーラッピングやバイクラッピングなども得意で、モトクロスレースのユニフォームへのプリントも手掛ける。
代表 當真 嗣武 様
創業から25年 沖縄のサイン製作でローランド ディー.ジー.を愛用
さまざまな工夫が凝らされたVG3-540
創業当時の看板業界には大判インクジェットプリンターが徐々に広がりつつありました。「今後の看板業にはこの機械が必要になる」と考え、ローランド ディー.ジー.の水性プリント&カット機を導入しました。ステッカー製作に取り組みたかったので、カット機能がある機種を選びました。そこから約25年間、ずっとローランド ディー.ジー.のプリント&カット機を使用してきました。そして2022年4月、従来機の保守が切れたのをきっかけに、5台目となる「VG3-540」を導入しました。
オレンジインクで望んだ赤を再現
モトクロスバイクのラッピング
「VG3-540」を選んだ理由は、使い慣れたメーカーであることはもちろん、他社機と比べてインクコストが抑えられること、画質の高さや色表現が優れていることです。導入したインクセットはCMYK、Lk、W、オレンジ、グリーンの8色で、特にオレンジが活躍しています。当社ではバイクのラッピングを手掛け、きれいな赤色を求めていました。これまでの赤色の再現と比較して、オレンジを加えることで濁りのない濃い赤を表現でき、とても満足しています。
各所に施された工夫やインクコスト、画質、色表現が優れている
自動販売機のラッピング
「VG3-540」は様々な工夫が凝らされ、とても便利です。メディアクランプを外さずにシートカットできたり、セットアップ時にはメディアセットサポート機能のメディア吸着ファンで、メディアを自動的に吸着・保持してくれるので助かっています。RIPソフト「VersaWorks 6」の同じジョブを繰り返しプリントできる機能は効率化に役立っています。乾きの遅いメディアにプリントする際、巻取り装置の機能にも満足しています。従来のテンション巻ではメディア裏側にインクが付くことがありました。それが「VG3-540」の「たるみ巻き」を使うと、そのような失敗がなくなりました。
機械トラブルにも素早く対応してくれる
沖縄のサイン製作でローランド ディー.ジー.を愛用
サービスマンが素早く対応してくれるのでありがたいです。コールセンターも機械のことを熟知しているスタッフなので、わからないことがあればすぐに問い合わせるようにしています。プリントヘッドを含めた保守も用意されているので安心です。こうした部分も、永年ローランド ディー.ジー.を愛用している理由です。最近ではモトクロスレース用のユニフォームに転写するなど、ウエアプリントにも取り組んでいます。「VG3-540」を活用し、今後はその分野を伸ばしていきたいですね。
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