色ムラや寸法ズレが解消 印刷速度、品質にも満足
西田塗料株式会社 | 愛媛県
- 使用製品:
- 水性レジン(ラテックス)プリンターAP-640
- アプリケーション:
- 内装・壁紙
1964年の創業以来、塗料販売を主業に、健康住宅用資材販売、リフォーム用資材販売を展開し、愛媛県下の看板業者向けに資材・機材販売もおこなっています。また、ローランド ディー.ジー.クリエイティブパートナーズとして、ビジネスに役立つ情報を発信するクリエイティブセンターも運営しています。
専務取締役 西田 巖 様
顧客からの出力依頼は急ぎの仕事が多い
顧客からの要望で出力サービスを始める
当社は1964年の創業当初から建築、木工、自動車、工業用などの各種塗料販売を主軸に、看板、ディスプレイ用資機材、健康住宅塗料・建材システムの販売を手がけてきました。現在も塗料販売が主力ですが、看板資機材販売のウエイトが徐々に増えています。機材販売は約40年前、カッティングプロッターが発売された当初から手がけており、同時に顧客からの要望で出力サービスも始めました。依頼の多くは塩ビ素材への溶剤プリントで、急ぎの仕事がほとんどです。今日注文して明日欲しい、朝注文して夕方に間に合わせてほしい、という依頼が多いです。
決め手は発色の良さと印刷速度、安心感
はっきりした色表現が美しく、とても発色が良い
こうした出力依頼の様々な要望にお応えするために、溶剤プリンターでは出来ない仕事が受注可能なプリンターの導入を考えました。当初は他社機を検討していましたが、タイミングよくローランド ディー.ジー.から水性レジンプリンターが発売されると聞き、比較検討しました。他社機よりも印刷品質が高く、はっきりした色表現が美しく、とても発色が良い。印刷速度も圧倒的に速く、急ぎの仕事に役立つと感じました。長年付き合いのあるローランド ディー.ジー.の機械であるという安心感も導入の決め手になりました。
壁紙印刷は溶剤より「AP-640」が最適
安定性の高いAP-640なら長尺印刷も安心
「AP-640」を導入した目的の1つが、壁紙印刷です。壁紙用メディアの場合、溶剤プリンターでは耐擦過性の面で不安がありましたが、水性レジンプリンターの「AP-640」なら安心して受注できるようになりました。2023年4月に導入してから、スーパーや飲食店、診療所などの壁紙を印刷しています。溶剤プリンターで壁紙を長尺印刷する場合、端と真ん中で色が変わったり、色ズレ、寸法ズレすることもありましたが、「AP-640」は安定性が高く、そうしたトラブルも起こりません。壁紙出力は溶剤よりも「AP-640」が適していると感じています。
壁紙印刷は利益が見込める
壁紙印刷はラミネート不要で出力面積が大きい
顧客のほとんどが大判プリンターを所有していますが、急ぎの出力依頼は多く、プリンターは毎日稼働しています。現在は溶剤プリンターが7割、「AP-640」が3割の仕事量ですが、今後は壁紙印刷の仕事を増やすべく、建築関連の顧客にPRを続けています。壁紙は内装業者が貼るため、当社の作業は印刷するだけで済むのもメリットです。また、ラミネートをかける必要がなく、出力する面積が大きいため、利益も見込めます。「AP-640」は様々なメディアに対応していることも魅力で、合成紙へ出力しても乾燥時間が不要なので助かっています。
急ぎの塩ビメディア出力に活躍
塩ビメディアへの出力で乾燥時間不要は大きなメリット
溶剤プリンターで出来ない仕事をするために「AP-640」を導入しましたが、塩ビシートへの出力にも多用しています。当社の場合は急ぎの仕事が多いので、乾燥時間不要で塩ビに出力できるのは大きなメリットです。印刷速度が速いことも合わせて、製作現場で高い評価を得ています。
西田塗料株式会社様公式サイトhttp://www.nishidatoryou.co.jp/