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次世代の印刷ビジネスを支える LOシリーズを徹底解説

次世代の印刷ビジネスを支える LOシリーズを徹底解説

大型案件の外注費や納期、小ロット・多品種生産への対応に課題を感じていませんか。印刷ビジネスでは、多様化するニーズに柔軟に応えられる生産体制がますます求められています。
VersaObject LOシリーズは、高さのあるワークや凹凸面をはじめ、多様な素材へのダイレクトUV印刷に対応した大型フラットベッドUVプリンターです。「LO-300-F2」と「LO-640-F3」の2機種をラインアップし、グッズ制作からサイン・ディスプレイ、内装材、工業用途まで、幅広い生産ニーズに応えます

本記事では、LOシリーズの特長や活用例、導入によって得られるメリットをわかりやすくご紹介します。大型フラットベッドUVプリンターの導入をご検討中の方は、ぜひ製品選びの参考にしてください。

目次  [閉じる]

▼ VersaObject LOシリーズとは?

▼ VersaObject LOシリーズでできること

▼ VersaObject LOシリーズの特長と強み

  • ①印刷可能ワーク高さ最大242mmに対応
  • ②フロント装着イオナイザーで、印刷前に静電気を低減
  • ③原点確認ポインターで、印刷位置合わせがスムーズ
  • ④凹凸面から反射材料まで、対応できる素材の幅がさらに拡大
  • ⑤用途に合わせて選べる7種類のインク構成
  • ⑥前面操作と安全機構で、日常作業がスムーズかつ安心
  • ⑦テーブルを倒した搬入で、狭い入口にも対応

▼ こんな企業様におすすめ

▼ まとめ

  • ローランド ディー.ジー.製品の導⼊を検討されている方へ

VersaObject LOシリーズとは?

VersaObject LOシリーズは、グッズ、サイン、内装材、工業部品など、幅広い用途に対応する大判UVフラットベッドプリンターです。アクリル、樹脂、木材、金属、合成皮革、反射材料など多様な素材への印刷に対応し、小ロット・試作・デザイン違いの生産にも柔軟に対応できます

※素材によっては、前処理や密着性の確認が必要です。

また、用途や設置環境に合わせて、「LO-300-F2」と「LO-640-F3」の2機種から選択できます。どちらも大判フラットベッドUVプリンターとして、平板や立体物へのダイレクト印刷に対応します。

VersaObject LO-300-F2

VersaObject 
LO-300-F2

VersaObject LO-640-F3

VersaObject 
LO-640-F3

最大印刷
サイズ
656×1,450mm 1,520×2,450mm
主な用途 小ロット品、グッズ、銘板、試作品など 大判ボードや内装材、サイン、複数ワークの同時印刷など

※より大きな案件に対応

おすすめの
導入シーン
限られた設置スペースでUVプリントの内製化を検討する企業様にも選びやすい 印刷エリアを広く使えるため、生産性を重視する現場にも適している

VersaObject LOシリーズでできること

VersaObject LOシリーズは、大型フラットベッドUVプリンターならではの大判ワークや厚物への印刷に対応するだけでなく、グッズ・ノベルティ制作などで求められる高精細・高画質な表現力も兼ね備えています。大型サイン・ディスプレイ、内装材、工業用途からオリジナルグッズ制作まで、幅広いアプリケーションに対応し、用途に応じた柔軟なものづくりを実現します。

グッズ・ノベルティ

小ロットや名入れ商品の内製化

スマートフォンケースやアクリルグッズ、記念品などへ写真やロゴをダイレクト印刷できます。複数のワークを並べたレイアウト印刷にも対応しやすいため、名入れ商品やデザイン違いのアイテムなど、多品種・小ロット生産にも柔軟に対応します。

グッズ・ノベルティ
シボ・エンボスなどのデザイン試作

質感表現まで可能なデジタル加飾

グロスインクを重ねることで、盛り上がりや質感を加えた表現を検討できます。金型や版を使わずにデータを変更できるため、パッケージや商品開発の試作期間短縮に貢献します。

シボ・エンボスなどのデザイン試作
サイン・ディスプレイ

質感表現まで可能なデジタル加飾

看板、案内表示、販促パネル、店舗什器などへ直接印刷できます。白インクを活用すれば、透明素材や色付き素材でも鮮やかなカラー表現を実現しやすくなり、短納期の販促物制作にも役立ちます

サイン・ディスプレイ
インテリア・内装材

オリジナルデザインで付加価値アップ

壁面パネル、家具部材、装飾ボードなどに、木目、石目、写真、アート柄を印刷できます。空間やコンセプトに応じてデザインを変えられるため、高付加価値な内装提案につながります

インテリア・内装材
平面以外のトレイや凹面への印刷

オリジナルデザインで付加価値アップ

ディスタンスモードにより、一定条件下では、トレイのような凹面や高低差のあるワークへの印刷も検討できます。シール貼りや別工程を直接印刷へ置き換え、工程の簡略化につながる可能性があります

※形状や高低差によって仕上がりが異なるため、事前テストが必要です。

平面以外のトレイや凹面への印刷
銘板・工業用途

多品種・小ロットの工業印刷を効率化

制御盤、装置カバー、機器パネル、銘板などに、ロゴ、注意表示、操作案内を印刷できます。データを切り替えるだけで仕様変更に対応しやすく、少量品や試作品の生産にも適しています

銘板・工業用途

特長と強み

VersaObject LOシリーズの特長は以下です。

  • 印刷可能ワーク高さ最大242mmに対応、テーブル耐荷重100kg/㎡
  • イオナイザーとブロー機能付きバキュームを標準装備し、静電気対策とワーク固定をサポート
  • 原点ポインター、高さ自動検出センサー、フルカラータッチパネルを搭載し、ワークの位置合わせからセットアップ、操作までをスムーズに実現
  • CMYKに加え、オレンジ、レッド、ホワイト、グロス、プライマーから用途に応じたインク構成を選択可能
  • 緊急停止機構・表示灯など、安全性に配慮した設計
【基本設計】
【基本設計】
  1. 印刷可能ワーク高さ最大242mmに対応

    最大242mmの高さまで対応し、一般的な平板だけでなく、厚みのある立体物への印刷も可能です。スーツケースのような高さのあるワークにも直接印刷でき、対応できる製品や提案の幅を広げられます。
    また、自動高さ検出センサーを搭載しており、ワークの高さ確認をサポート。厚物印刷のセットアップをスムーズにし、安定した運用につなげます。厚みのある製品へのUVプリントを内製化したい企業様に適した機能です。

    印刷可能ワーク高さ最大242mmに対応
  2. フロント装着イオナイザーで、印刷前に静電気を低減

    プリンター前面にイオナイザーを標準装備しています。ワークが印刷エリアへ入る前に除電を行うことで、静電気によるホコリの付着や印刷品質への影響を抑えます。イオナイザーはプリンター内部に設置されているため、ヘッドとのクリアランスを確保しながら、ワークの近くで効率的に除電できます。
    また、強力なバキューム機能により、多少湾曲した素材もテーブル面へしっかり吸着し、浮きを補正。薄い板材や反りのあるワークでも、安定した印刷をサポートします。

    ※吸着力や除電効果は素材によって異なるため、実機での事前確認を推奨します。

    フロント装着イオナイザーで、印刷前に静電気を低減
  3. 原点確認ポインターで、印刷位置合わせがスムーズ

    原点確認ポインターを装備し、印刷開始位置を目視で確認できます。
    プリンター操作画面からキャリッジを移動し、ポインターを使ってワーク上の原点を設定できます。ソフトウェア上のレイアウト位置と実際の印刷位置を合わせやすく、複数個を並べた印刷にも有効です。
    位置合わせの手間を抑えることで、セットアップ時間の短縮と印刷ミスの低減を支援し、小ロット品や異なる形状のワークを扱う現場でも、柔軟な運用につながる機能です。

    原点確認ポインターで、印刷位置合わせがスムーズ
  4. 凹凸面から反射材料まで、対応できる素材の幅がさらに拡大

    ディスタンスモードを使用することで、すべてのインクで噴射距離を最大4.6mmまで確保できます。標準モードの1.4mmよりプリントヘッドと対象物の距離を広げられるため、凹凸面や緩やかな曲面への印刷に対応しやすくなります。
    さらに、プリントヘッドとUVランプを離した独自の構造により、反射材料への印刷時に起こりやすいトラブルの軽減にも配慮しています。
    これにより、凹凸面への印刷に加え、従来は対応が難しかった反射率の高い素材にも印刷しやすくなり、アプリケーションの幅がさらに広がります。

    凹凸面から反射材料まで、対応できる素材の幅がさらに拡大

    POINTヘッドとランプを離す独自の構造により反射材料への印刷時に起こりやすい反射トラブルの軽減にも配慮しています。

  5. 用途に合わせて選べる7種類のインク構成

    用途や重視する表現に応じて7種類のインク構成を選択できます。基本のCMYKに加え、オレンジ、レッド、ホワイト、グロス、プライマーを組み合わせることで、生産性、色域、特殊表現、素材対応のバランスを調整できます
    インクタイプは、本体設置前に選択します。導入時には、印刷する素材、白インクの使用頻度、グロス表現の必要性、プライマーを使う用途、求める色域を整理しておくことが重要です。

    【インクの組み合わせパターン】

    1. ①生産性を重視白色メディアへのカラー印刷を中心に、基本色の生産性を重視した運用に適しています。

      C/M/Y/K(各2本搭載)

      C/M/Y/K(各2本搭載)

    2. ②色域とホワイトの生産性を両立オレンジとレッドで色域を広げながら、ホワイトを2本搭載することで、白インクを使用する印刷の生産性にも配慮できます。

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Wh

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Wh

    3. ③色域と特殊表現を重視オレンジ、レッドによる色域表現に加え、グロスインクによる特殊表現を取り入れたい場合に向いています。

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Gl

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Gl

    4. ④色域と難密着素材への対応オレンジとレッドによる色域拡張に加え、プライマーを使用して難密着素材への対応を検討できます。

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Pr

      C/M/Y/K/Re/Or/Wh/Pr

    5. ⑤ホワイトとグロスの生産性を重視ホワイトとグロスをそれぞれ2本搭載し、白インクを使った印刷や、透明インクによる特殊表現の生産性を重視できます。

      C/M/Y/K/Wh/Wh/Gl/Gl

      C/M/Y/K/Wh/Wh/Gl/Gl

    6. ⑥ホワイト、グロス、プライマーを搭載ホワイトの生産性、グロスによる特殊表現、プライマーによる難密着素材への対応の組み合わせに適しています。

      C/M/Y/K/Wh/Wh/Gl/Pr

      C/M/Y/K/Wh/Wh/Gl/Pr

    7. ⑦レッド、ホワイト、グロス、プライマーを搭載レッドの色域拡張、ホワイト、グロス、プライマーをひとつの構成にまとめ、表現力と素材対応力の両立を重視できます。

      C/M/Y/K/Re/Wh/Gl/Pr

      C/M/Y/K/Re/Wh/Gl/Pr

    POINTオレンジとレッドを使用することで、CMYK印刷に比べて色域が約20%拡大し、より鮮やかな色彩表現が可能です。

    オレンジとレッドを使用することで、CMYK印刷に比べて色域が約20%拡大
  6. 前面操作と安全機構で、日常作業がスムーズかつ安心

    フロントアクセス構造を採用しており、壁面近くにも設置しやすい設計です。操作しやすい配置により、設置後の作業動線を整え、効率的で快適な運用を支援します。

    • 前面のコントロールパネルから、プリンターの移動やバキューム、イオナイザーのON/OFFなど、日常的に使用する主な操作を行える
    • 電源スイッチも前面に配置されているため、本体背面への回り込みは必要なし
    • ワークの脱着は側面から行え、安全面に配慮した緊急停止機構を装備
    前面操作と安全機構で、日常作業がスムーズかつ安心
  7. テーブルを倒した搬入で、狭い入口にも対応

    大型プリンターでありながら、LOシリーズはテーブルを倒した状態で搬入できるため、搬入経路が限られる場所でも設置しやすい設計です。搬入時は、機器寸法および梱包寸法をご確認のうえ、搬入経路に幅865mm×高さ1,960mm以上の有効扉口寸法を確保してください。

こんな企業様におすすめ

LOシリーズは、次のような課題やニーズをお持ちの企業様におすすめです。

  • 小ロット・多品種生産への対応を強化したい
  • グッズやサインの内製化を進めたい
  • 外注費や納期を見直したい
  • 高付加価値な製品・サービスを提案したい
  • 限られたスペースで大型UVプリンターを導入したい
  • 多様な素材へのダイレクト印刷に対応したい
こんな企業様におすすめ

おすすめの業種オリジナルグッズ・ノベルティメーカー / サイン・ディスプレイ製作会社 / 店舗・商業施設の施工会社 / 建材・インテリア関連企業 / 工業製品・部品メーカー / 印刷会社・販促会社

まとめ

本記事では、VersaObject LOシリーズの特長や活用方法についてご紹介しました。
さらに現在は、補助金や税制優遇制度を活用することで、コストを軽減しながら設備導入を進められる可能性があります。導入をご検討中の方は関連記事もぜひあわせてご覧ください。

製品の仕様についてはこちらからご確認ください。

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