(以下、RDG) 今回は、長年のプロラボ事業で培ったノウハウを武器に、インクジェット事業を着実に拡大されている株式会社プロテク様を訪ね、技術部 商業写真課一係 西村課長にお話を伺いました。 会社の設立が昭和48年ということで長い歴史をお持ちですね。 「当社は、商業写真の企画・制作をビジネスの柱としてスタートしました。昔から写真は企業のプロモーションツールには欠かせない存在でした。企業が社内で使うプレゼン用の資料やスライドフィルムを制作したり、展示会のパネルや駅の電飾看板といった大型のものまで、様々な商業用途のアイテムを制作していました。その後急速にデジタル化が進む中、大判デジタル出力にも対応するようになりました。」 大規模なお仕事をされてらっしゃいますし、事業も順調に成長されているようですが、その秘訣は?
事業内容: デジタル出力、屋外看板、大型ディスプレイの製作、プロ用カラー写真の現像・プリント
導入プリンター: SJ-1045IS、FJ-540(3台)、 その他多数
従業員:77名
西村 課長
「技術的に先行しておこうと、新しい技術を他社よりも早く導入してきました。まず静電プロッタを導入しました。初めてインクジェットプリンターを導入したのが約10年前ですね。しかしマシンのスペックがまだ不十分でA0サイズ1枚を出力するのに1時間かかりました(笑)。当時は試行錯誤の繰り返しでしたよ。その後、各種インクジェットプリンターが本格的に稼動していくうちに、タイトな納期に対応するため、縫製やウェルダーなどの加工作業の内製化を行いました。さらにWEBを活用した入稿システム「プロネット」を構築して、大容量データでも簡単に送受信できる環境も整えました。」 昨年9月にSJ-1045ISを導入いただきましたが、決め手は? 「他社のプリンターも候補に挙がっていましたが、最初にSJ-1045ISのサンプルを見たときに、「これならいける」と思いました。発色が良く、写真画質にこだわる当社にとってはうってつけのプリンターだなと判断しました。さらに、臭いがなく、乾燥が速いというのも魅力でした。タイトな納期に応えるために、当社は加工も内製化していますが、乾燥性が良くないと全く意味がないですから。出力してすぐ加工作業に移れるというのは、大きなメリットです。」 実際に稼動されてみていかがでしょうか? 「主に屋外ターポリン用途で使用していますが、使ってみて感じたのは手間がかからないという点です。当社は大型で数量も多い仕事が頻繁にきます。例えば、20mを超える長尺バナーを4、5本連続で出力した際も、夜間に無人運転しましたが、全然問題ありませんでした。メンテナンスも楽だし、廃液も少ないですし。溶剤プリンターというと手間がかかるイメージがありますが、SJ-1045ISは水性プリンターと同じ感覚で使えるので、実際にプリンターを動かすオペレーターも安心して使っていますよ。」
お仕事をしていく中で最も大切にしていることは? 「スタッフにはとにかく「楽しんで仕事をしよう」と言っています。お客様が喜んでくれたら、こちらも自然とうれしいし、仕事が楽しくなりますよね。お客様の視点にたって、どんなことをしたらお客様が喜んでくれるかを常に考えることが大切です。そのためにも丁寧に仕上げるということを心がけています。これは写真の仕事から自然と身に付いたものだと思いますが、インクジェットの仕事でもこのスピリットは生きています。お客様から入稿された写真のチェックを徹底して行いますし、こちらで修正が難しいと、もっときれいな画像はないかとお客様にもちゃんと要望します。こうしたことを繰り返していくとお客様との信頼関係が強くなるんです。今たくさんのお客様と取引がありますが、そのほとんどがお客様からの紹介です。良い仕事が、新しい仕事を生み出すということですね。」