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導入事例

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静岡県立科学技術高等学校

http://www.sths.ed.jp/

制御工学科

2011年2月取材

使用システム

導入機器

使用ソフトウェア

  MDX-40 CAD: Photoron 頭脳RAPID、Autodesk Inventor
    CAM: MODELA Player4、Dr. Engrave

加工材料

  樹脂、木材
学校紹介

静岡県立科学技術高等学校は、2008(平成20)年4月に、静岡県立静岡工業高等学校と静岡県立清水工業高等学校がを発展的に解消して、工業に関する学科8学科と理数に関する学科1学科を併設し、新しいタイプの専門高校として新たに開校しました。工業科では16単位の選択科目を用意し、進路希望に合わせて普通教科、専門教科それぞれに重点を置いた選択を可能にしています。
制御工学科では、機械を自動化させるための知識や技術について機械・電子・情報技術などの幅広い分野を学習します。そのための総合的な教材としてロボットを採用しています。実習ではCAD/CAM、CNC工作機械、PLC及びマイコンを基本としたロボット製作のための実技学習を行います。
メカトロ分野やロボット工学分野などの自動制御技術者、大学等の制御工学分野・ロボット工学分野に進む将来のスペシャリストの育成に力を注いでいます。

 

概要

青島伸介教諭とMDX-40

Roland MODELA MDX-40を3台採用。3年生の選択授業「CAD/CAM」で、3DCADで作図した3次元データを立体に出力する装置として使用する他、3年生の課題研究でも生徒に使われています。

導入のポイント

(制御工学科 青島伸介教諭 談:2011年2月)


●MDX-40の使われ方

CAD/CAM実習課題作品

3年生の選択授業の「CAD/CAM」では受講する生徒全員がMDXを使って加工します。授業では、3DCADの学習を行い、使いこなせるようになったら自分だけでデザインをして加工します。6人1班編成で実習を行うので、2人で一台使用しています。加工材料は入手しやすいことと加工性を考えて木材を使っています。 他に3年生の課題研究でも使用する生徒がいます。

 

 

●MDXの評判

自分でデザインしたものがきれいに立体になる感激が大きいですね。
手軽にCAMができるのがよいと思います。2年生の実習「CAD/CAM」ではローランドの以前の加工機CAMM3を使って、Gコードプログラムと2DCADからの出力を実習するのですが、MDXを使う場合はCADデータを付属CAMソフトへ読み込んで加工データを自動的に作るので、プログラムを意識しなくてよいところが、生徒には簡単で良いようです。

 

●MDXによって得られる教育的効果について

課題研究:3DCAD/CAMによる五重塔製作

卒業して会社に入ると、NC工作機を使って削る仕事に就く生徒もいます。その前の段階でCAD/CAMを手軽で「安全」に体験できる装置として評価しています。
本校ではNC工作機を使っての実習も行います。それと比べて生徒たちがMDXでは気軽に取り組める理由として考えられるのには3つあって、まず、ワークが鉄ではないこと、次に樹脂や木材の固定が両面テープで行えるということ、そして加工プログラムを自動生成してくれることがあげられると思います。鉄のワークだとプログラムを間違えるとツールが折れるおそれもあります。それに、通常はワークの固定にバイスを使うのでツールがバイスにぶつからないようにプログラムするのに非常に気を使うのですが、樹脂や木材だとバイスを使わずに固定できるので、ツールがあたる心配をしなくてよく、「安心」して授業でも取り扱えます。

 

●導入にあたっての選定理由

新しくこの学校ができるにあたって、いろんな科が新しい機材を導入しました。工作機械ですとFANACのロボドリルもありますし、実習でも使っていますが、制御工学科では、さらに簡単にCAD/CAMを授業でできるようにしたくてMDX-40を選びました。教室で生徒に使わせられる「安全」と「安心」が決め手です。

 

活用実績
●課題研究製作品 3DCAD/CAMによる五重塔製作
 

生徒3名による課題研究作品
プラスチックモデルの五重の塔から採寸してCADデータ製作。残念ながら時間が足らず、最終的に完成までいたらなかったが、各構成部品は両面加工、片面加工部品貼り合わせ、4面加工など難易度の高い加工にもトライした。

●課題研究製作品 ストラックアウト  
 

製作途中の課題研究作品。
投げたボールが表示板に当たるとLEDが点滅・点灯して数字を表示する仕掛けになっている。
数字の切り抜きにMDXを使用。

 
●CAD/CAM実習 課題作品
 
 
 
<画像協力:静岡県立科学技術高等学校 制御工学科>
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