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導入事例

ホーム > 導入事例 > 札幌市立大学 デザイン学部 製品デザインコース

札幌市立大学

http://www.scu.ac.jp/design/

デザイン学部

製品デザインコース

2010年7月取材

使用システム

導入機器

使用ソフトウェア

  MDX-40

CAD: SolidWorks

    CAM: MODELA Player4(MDX付属)

加工材料

 
ケミカルウッド、発泡材
学校紹介

札幌市立大学はデザイン学部と看護学部の2学部を有し、「根幹は人間重視」「地域社会への貢献」を教育理念とします。「デザインと看護の連携」「幅広いネットワーク」が教育の特長です。
デザイン学部は、1年次から2年次前期までは共通教育科目と専門教育科目の基本科目を、2年次後期からは、「空間デザインコース」「製品デザインコース」「コンテンツデザインコース」「メディアデザインコース」の4コースに分かれて専門的な知識や技術を学びます。
「製品デザインコース」では、生活者の視点からニーズを発掘し、工学やマーケティングの技術やノウハウも駆使して、使いやすく、心地よく、かつ魅力のある製品を企画し、具現化できる人材を育成します。

概要

2009年度からMDX-40を2台導入。製品デザインコース3年次前期の必修授業「プロトタイプシミュレーションT」でモデル製作に活用されています。2年次前期「造形基礎実習」で図面の基礎、2年次後期「コンピュータ基礎演習(CAD)」でCGによる3次元モデリングの基礎を学んだ後、3年次前期「プロトタイプシミュレーションT」で3次元CAD SolidWorksを使ってCADによる設計・作図を学びます。ここでは可動機構や蓋など複数の要素を含むプロダクトをテーマにデザインを行い、製作します。
「プロトタイプシミュレーションT」は、「デザインと機能の融合」という教育テーマの第一段階にあたります。3年次後期には「プロトタイプシミュレーションU」で、白物家電のインターフェイスデザインを課題として、ユーザーの使い勝手を考慮したデザイン手法を習得。さらに「メカトロニクス」と「感性インタラクションデザイン」で、機械がヒトの動作に反応する仕組みを考え、それをPICマイコンやセンサ、アクチュエータを用いて機能させる手法を習得します。4年次前期にはその集大成として、動くモノや機能するモノにデザイン的な魅力を持たせ、実動モデルを実現する授業「ロボティクス」が実施されています。

導入のポイント

三谷 篤史 講師

若山玄晃 製品デザインコース3年
「LOOP」2010年度課題制作

塚田愛可 製品デザインコース3年
「Joystick mouse」2009年度課題制作

(講師 三谷 篤史 先生 談 2010年7月)
学生には「アイデアをかたちにして生み出すことの重要性」をわかって欲しいと考えています。
デザインのプロセスではコンピュータを使って作図やモデリングすることが多くなっていますが、その結果、スケール感・ボリウム感などが抜けてしまうんです。MODELAを使えば、コンピュータ上のデータに過ぎないデザイン案が、1/1スケールの実物として出てくる。アイデアが現実の「モノ」になって初めて検証できることがたくさんあります。そのような製品デザインのプロセスに組み込まれていることを授業で体験させたいと思っています。
授業では、「製品はユーザーが実際に触って使う」ことを主眼に置いていまして、デザインプロセスの中に必ず「手で作る」プロセスを設けています。この「プロトタイプシミュレーションT」の授業でも、最初はスケッチを通じてアイデアを展開し、次に手加工のスタディモデルを粘土や発泡材で作ります。さらに、そのスタディモデルを元に3DモデルをSolidWorksで描き起こし、最終的にMODELAを用いてハードモックアップを出力します。しかし制作プロセスはここで終わりではなく、手で触ったり実際に組み立てたりしながら、問題点や気になるところを手加工で改良し、最終モデルを制作します。
昨年度はワイヤレスマウス、今年度は携帯音楽プレイヤーを制作課題としました。手で持って使う製品を、アイデア段階から作っていく課程でどのように改良したかを最終的にポスターセッション形式で発表します。ポスターセッションにする理由は、何度も説明することで表現を工夫したり、説明のポイントを変えたりということを体験してほしいからです。対面だと質問する方も遠慮なく、より活発な意見交換ができます。
「シミュレーションで終わらせずに実現すること」に重きをおいています。学生の発想は面白いけれど「どうやって実現するか」が抜けていることが多いので、その実現に必要な技術的バックグラウンドの部分をサポートすることが、教員としては大事だと考えています。
MODELAは教育的に見ると「良い意味で手がかかるシステム」ですね。アンダーカット部の加工の工夫や、両面加工をする反転させたり、エンドミルの突き出しとモデルの形状からパーティングラインを工夫して配置しないといけない。CADデータも加工用の配置にはアセンブルし直したり、学生は自分でいろいろ工夫しています。そういう工夫が生まれるところが良いと思います。
実は、自分としてはNCの3次元加工ができるものが欲しかったので、正直に言うと特にMODELAにこだわっていたわけではないのですが、使ってみたら「とにかく簡単」でした。初めてやった時も半日くらいでできてしまって、これなら学生にも使えると実感しました。

 
活用実績
 

LOOP
若山 玄晃

イヤホンが本体に収納できる 携帯型音楽プレイヤー
杉浦 美南子

apretty
日高 麻里

MP3 PLAYER FOR RUNNERS
磯川 亮太

ANDOLPHIN
北向 和也

mp3 コドモ
國田 美里

サラリーマンの
ためのペン型
音楽プレイヤー
佐藤 文香

楽器練習のためのミュージック
プレイヤー
高崎 和也

Shut(しゅっと)
渡辺 理絵

SUSPENDER
中村 悠真

hicca
小野寺 悠

GEAR
佐藤 洋平

ふにゃんとMP3
五十嵐 くるみ

hook
佐藤 芙季子

MUSIC PARTY3
永瀬 光

sound'n'light
杉浦 良輔

Joystick Mouse
塚田 愛可

Lean Mouse
戸田 健太

ノートPC用ワイヤレス
マウスの提案
柴垣 綾子

 

新しい握り方の
ワイヤレス マウスの提案
布谷 沙耶

Ray
藤田 吏

 

人間の自然な動きを取り入れた
疲れないマウス
井関 理沙

リラックマウス
宇田 涼乃

ペン型マウス
太田 晶子

WIRELESS MOUSE
大坪 聡一郎

Scanner-Mouse
小沢 翠

おえかきマウス
菊地 栞

BLOCK
後藤 大貴

Carpus
鈴木 史人

Coffee Bean
高橋 美香

OMAME
福田 和

ペンマウスの提案
大和田 ちひろ

帰巣本能のある
ハムスターワイヤレスマウスの提案
佐藤 浩昭

<画像協力:札幌市立大学 デザイン学部 製品デザインコース>
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