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導入事例

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同志社大学

http://biomedical.doshisha.ac.jp/

生命医科学部

医工学科

2010年7月取材

使用システム

導入機器

使用ソフトウェア

  MDX-540 CAD: Pro Engineer Wildfire
    CAM: Roland SRP Player

加工材料

  ケミカルウッド:サンモジュールNV
学校紹介

医療や福祉、健康など「生命」への関心の高まりと同時に、健康寿命の延長や医療・介護の社会的負担軽減といった多様な課題の解決が求められています。こうした現代社会の要請に応えるため、同志社大学は2008(平成20)年度に生命医科学部を開設、医工学科、医情報学科、医生命システム学科の3学科を設置しました。医工学科では機械工学と医学の融合領域において、ヒトのための先端工学技術を学びます。ヒトの動作補助を行う医用ロボット、医療・福祉機器、再生組織材料、信頼性のある生体・環境適合材料などの研究・開発を進めます。

 

概要

生命医科学部医工学科3年次の必修科目「医用設計工学実習U」に、MDX-540が5台採用されています。「医用設計工学実習U」は、前後期とも開講される半期の授業です。人工心臓(電磁遠心ポンプ)の設計と、MDXを使ってのNC加工による羽根の製作、自作ポンプの性能試験を行います。人工心臓を流体機械と考えて、最良の性能を得ることができるポンプを設計する知識を習得することを狙いとしています。図面・CADについては、この授業を受講する前に、1年次「製図学基礎」で手描き図面と 2次元CADのAUTOCADを学び、2年次「医用設計工学実習T」で 3次元CAD PRO Engineerの基礎を学びます。さらに2年次の「材料力学」、3年次の「医用機械設計法」の内容が「医用設計工学実習U」につながっています。

導入のポイント

仲町 英治 教授

(教授 仲町 英治先生 談 2010年7月)
「医用設計工学実習」では、MDXを電磁遠心ポンプのハウジングと羽根の加工に使用しています。学生が6人のチームに分かれて、設計からNC加工、性能試験まで行います。授業は企業での経験豊富な非常勤の先生の協力を得て実践的な実習を目指しています。
「医工学における医用機械の設計製作を実習することによって、工学技術が何であるかを体験する」ことが授業の目的のひとつですが、MDX-540が無かったらこの授業は実現しなかったと思います。MDXはひとことで言えば、「3次元CAD/CAM、NCフライス加工を実習するのに最適なマシン」です。
学科開設にあたって、知り合いの先生がローランドを使っていたのを知っていまして、MDXの採用を検討しました。アルミが削れることと学生が使える構成であることが要件でした。現在、加工材料には授業時間を考えて、切削性のよいケミカルウッドを使っています。
TA(ティーチングアシスタント)の学生が一所懸命操作を覚えてくれたので授業で使用することができるようになりました。学生が使うことを考えると、安全面に気を使いますが、セイフティボックスがあるのは良かったですね。
この授業を通して、学生たちが流体機械としての人工心臓遠心ポンプの設計から性能試験まで行うことで、医工学と実際の機械の製造を体験し、知識・技術をより深めることを願っています。

 

 

活用実績
●CADデータと加工
 
設計:Pro Engineer (上面と下面)   CAM:Roland SRP Player で上下面それぞれにツールパスを生成する
  加工:Roland MDX-540で両面切削   切削完了:サポートを切り離して完成
●性能試験
 
 
性能試験に使用する電磁遠心ポンプと製作したファン  
 
  分解したポンプと付属のファン(左)   製作したファンに付替   グリセリン溶液の汲み上げ性能試験
 
 
<画像協力:同志社大学 生命医科学部 医工学科>
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