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導入事例

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中部大学

http://www-mech.chubu.ac.jp/

工学部

機械工学科

2008年7月取材

使用システム

導入機器

使用ソフトウェア

  MDX-20

3D CAD: SolidWorks

    加工ソフト: MODELA Player4(MDXに付属)

加工材料

 
モデリングワックス
学校紹介

1962年に開学した中部工業短期大学を母体とする中部大学は、7学部23学科の総合大学です。工学部機械工学科は、数学と物理学における基礎的な理解力・応用力と、これらに基づいた機械工学の最も基礎的・普遍的な専門知識と概念および各種機械を設計・製作・評価・管理する機械技術者に必要な「基礎学力」「表現能力」「実践能力」をバランスよく備えた、機械技術者としての基礎的な力を育成することを教育目的としています。特に、学科教育では、2次元・3次元CADを用いた設計教育を充実させ、即戦力となるエンジニアの育成に力を注いでいます。

文部科学省の平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム」に、「計算機支援による実践型設計技術者の育成」の取り組みが採択されました。

   
概要
  機械工学科の3年生の春学期(前期)に開講する「CAD/CAM」授業でMDX-20が42台採用されています。
学生全員がノートPCを所有し、この科目を受講する前に「図学(1年春学期)」「機械製図A(1年秋学期)」「機械製図B(2年春学期)」「CAD製図(2年秋学期)」を受講します。図学では立体の空間把握力、機械製図ABで機械製図の基礎、CAD製図ではAutoCADを用いて2次元CADの操作を学習します。
 

「CAD/CAM」では3次元CADのSolidWorksを用い、前半は基本的な操作方法の習得、簡単な機械要素のモデリングを行い、後半は決められた課題を満たす作品の設計・製作を行います。課題に対して学生は5人から4人のグループを組み、決められた時間内に各自がひとつの部品を製作、最終的に全員の部品を組み合わせてひとつの作品にしなければなりません。 「CAD/CAM」以降の授業としてCAEを扱うコンピュータ応用工学やCATIAV5を活用した総合機械工学が準備されており、さらに高度なCAD教育が用意されています。

 
中部大学 工学部 機械工学科CAD/CAM活用実習 - MDX-20事例 -
導入のポイント

(佐伯守彦 准教授・談 2008年7月)
中部大学が位置する東海地区はものづくりに関連する企業が多く、卒業生のほとんどが地域の企業に就職します。企業では製造コストの削減並びに製造効率の向上を目的に3次元CADやCAE、CAMの技術導入を推進しています。その一方でこれらの技術を習得した技術者が不足しているのも事実です。
そこで本学では、最先端のCAD/CAM/CAE技術を一貫して学ぶ教育環境の整備を目指して、平成19年8月に既存のCAD教育施設を更新し、2次元CAD「AutoCAD 100ライセンス」、基本的な3次元CADとして「SolidWorks 100ライセンス」、高度な3次元CADについて学習するために「CATIA V5 40ライセンス」、回路設計の学習のために「OrCAD 20ライセンス」を導入しました。

SolidWorksやCATIA、OrCADにはシミュレーション機能が含まれるためCAEの学習ができます。また、CAMについては、学生が設計した作品をすぐに形にできるRP装置の導入が良いという観点からFDM(溶融型押出射出成型機)を1台とMODELA MDX-20を42台導入しました。

MDX-20を導入した背景には、地元企業ではマシニングセンターなどを用いた切削加工により製品や金型などが製作されているため、切削加工による3次元加工が実現できる装置を望んでいたことがあります。そして学部生の授業にも取り入れたいと考えていたので、大量に導入してもコストパフォーマンスの高いこと、以上の条件を満たす機材として、以前から活用実績のあったMDX-20に決定しました。


「CAD/CAM」の授業では、学生が課題を満たす形状を設計・製作することを通して、実際に製作するものをイメージして設計することの重要性を実感することを期待しています。また、実際に自分が設計したものが形になることを体験することで一層ものづくりに興味を持ってもらうことも目的にしています。これまでにこの授業を受講した学生のほとんどが、たいへん興味深い授業であったと評価しています。
面だし、荒削り、仕上げ加工に要する時間は70分以内と決められ、加工にはφ3mmのストレートエンドミルあるいはボールエンドミルのどちらかしか使えません。材料は寸法30mm×30mm×15mmのモデリングワックス。工具および工作物はワンチャックで仕上げまで行うようにしなければなりません。これらの制約条件の中から学生たちは最適な形状、最適な加工工程を、自ら考えながら設計をしていきます。
授業以外でも、卒業研究などの部品製作や、RoboCup サッカー小型リーグに参加するロボットの部品を製作するために活用しています。

 
中部大学工学部 機械工学科 佐伯様

 

佐伯守彦 准教授

 

中部大学 工学部 CAD/CAM活用実習 - MDX-20事例 -

 

授業の様子

 

 
活用実績
●「CAD/CAM」授業の学生作品例 1
中部大学 工学部 CAD/CAM活用実習 - 学生作品例1 -
  ●「CAD/CAM」授業の学生作品例 2  
中部大学 工学部 CAD/CAM活用実習 - 学生作品例2 -
  ●ロボット部品(ポリカーボネート製)  
中部大学 工学部 CAD/CAM活用実習 - ロボット作品例 -
中部大学 工学部 CAD/CAM活用実習 - ロボット作品例 -
<画像提供: 中部大学 工学部 機械工学科>
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