愛知工科大学
http://www.aut.ac.jp/
工学部
2010年2月取材
導入機器
使用ソフトウェア
CAD: CATIA、INVENTOR
加工材料
発泡材、モデリングワックス
愛知県蒲郡市にある愛知工科大学は1987(昭和62)年、愛知技術短期大学(電子工学、自動車工業学科)の開学を基礎とし、2000(平成12)年に開学されました。愛知工科大学工学部は機械システム工学科、ロボットシステム工学科、情報メディア学科の3 学科で構成されています。個々の技術だけでなく分野間の要素を互いに関連したシステムとして捉えることができる、システム思考型の能力養成を目指しています。
2009 年にMODELA MDX-40 が17 台導入されました。機械システム工学科2 年生の必修科目「機械システム工学実習」でのNC コード学習、ロボットシステム工学科3 年生後期選択科目「CAD/CAMU演習」で使用されています。 授業の定員は30名で、「機械システム工学実習」は一年間を通して、週2コマ7週の実習を4種類行い、そのひとつのNCコード学習にMDX-40 を使用します。この授業は「卒業研究」の要件にもなっています。 「CAD/CAMU演習」ではCATIA を採用していますが、この受講には前期に開講される「CAD/CAMT」の受講が必須で、AutoCADとINVENTOR を学んでからの受講になります。
ロボットシステム工学科 講師 田宮 直 先生
(ロボットシステム工学科 講師 田宮 直 先生 談2010 年2 月) 2000年に短大から4年制大学へ改組転換した時に「ものづくり」の実習としてCAD/CAMシステムの導入を検討しました。当時はCADがMS-DOSからWindowsに変わる過渡期で適当なCADがなく、そのためにCAD→CAMの連携をあきらめて、製造の現場で使われる「Gコード(NCコード)」を使用することにしました。機材を探していた中で、ローランドのCAMM3「PNC-300」が、実習システムの機材して価格面も含めて適当であったため導入しました。 その後8年が経過し、パソコンも含めたシステムの更新を検討していると、CAD/CAMシステムが文科省の補助金対象になったことから今回の導入に至りました。 システム更新に際しては、以前のシステムで行っていた実習内容を網羅することが最低条件でした。下位機種のMDX-20ではNCコードに対応していないだけでなくUSB接続ができないことからMDX-40とNCコード変換ソフトウェアを導入することを決めましたが、ソフトウェアとの相性が不安要素でした。その後MDX-40のファームウェアのアップデイトによってNCコードを直接処理できるようになり、問題は解消しました。 導入後は冶具の破損等もなくスムーズに授業が行え、学生の評判も上々です。
「ものづくり」を考えていくうえで、就職後も、切削マシンの取り扱いは不可欠だと思っています。旧のかたちではNCコードの切削を学び、かつ、新しいかたちではNVENTORやCATIAなどのCADデータを使った切削を学ぶことにより、就職後の対応ができるのではないかと思っています。また、卒業研究などでの部品加工や形状加工をすることにより研究レベル向上などにも役立つと思います。 3Dプリンタも設置しているのでMDX で手早く形状確認をして3Dプリンタでの立体成型といった連携作業も可能になりました。
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